屋久島宮之浦岳登山情報10選
登山好きやトレッキング愛好者なら、
日本100名山のひとつでもある屋久島の宮之浦岳に、
いつかはチャレンジしたいと思ったことがあるかもしれません。
日本100名山の中でも最南端に位置する屋久島の宮之浦岳は、
本州の山をよく登る方でもなかなかレベルが高いコースとなります。
1日の行程が長く、アップダウンも続くので無理なく登るのをおすすめします。
自分の体力や経験をベースに、事前の準備もしっかりしておくと、
比較的安全に登れる楽しい登山になること間違いなしです。
Table of Contents
屋久島宮之浦岳までのおすすめの行き方
宮之浦岳に登る場合には、いくつかのコースがあります。
屋久島には中央の宮之浦岳に続く登山道がいくつかあります。
その中で大部分の登山者が選択するのが、淀川登山口からの登山になります。
日帰りの場合は、特にこの選択肢しかないといっても過言ではありません。
日帰りではなく、縦走でもこの登山口から登山するのが比較的安全で、
他のコースに比べて体力的にも楽をすることが可能です。
屋久島宮之浦岳の標高
宮之浦岳の標高は、1936mになります。
屋久島では奥岳といわれ、海岸付近の里からは山頂などが見えない山のひとつです。
そのほかには永田岳や黒味岳など1800m級の山がいくつも連なっています。
その美しさは、里から離れて登山する人にしか見ることが出来ない、
屋久島の絶景のひとつで、人気が途絶えません。

屋久島宮之浦岳登山の注意点
屋久島の宮之浦岳に登る場合にはいくつか注意することがあります。
普段から登山やトレッキングをしている方は、慣れているとは思いますが、
事前の準備がとても重要になります。
1年を通じて、ケガや遭難などが後を絶ちません。
最近では携帯の電波が入りやすくなったために、
比較的救助連絡がしやすくなりましたが、
ひとたび救助の連絡をしたとしても、トラブルの場所によっては、
救助までに相当な時間が必要になったり、
ヘリでの救助などでも、悪天候で救助ができないこともあります。
そのため、自分の行程での装備品や、事前の体力作りなどがとても大切です。
また、悪天候の場合はトラブルが発生しやすいので、無理せず総合的に判断しましょう。
特に遭難などが起こりやすいポイントは、以下の場所です。
・花ノ江河(登山道がいくつか別れています)
・黒味分かれ(黒味岳と宮之浦岳との登山道分岐があります)
・投石平(大きな岩場が続いており、霧が濃い場合は特に注意が必要です)
・投石の岩屋(雨の時は特に注意、水の流れが登山道を迷わせます)
・焼野三叉路(登山道分岐があります)
屋久島宮之浦岳登山のベストシーズン
屋久島の宮之浦岳のベストシーズンですが、
季節によってその魅力は変化します。
中でも一番の登山者の目を楽しませてくれるのは、5月から6月です。
雨が多い時期でもありますが、そのわずかな時期でシャクナゲの花が咲きます。
薄いピンクから、真っ白な色に変化し、
登山の疲れを癒しながら登ることができます。
また、10月なども比較的気温が下がって登りやすくなります。
本州みたいに真っ赤な紅葉などはしませんが、
ナナカマドやハリギリ、もみじなどの植物の紅葉を見ることができます。

屋久島宮之浦岳登山の日帰り
屋久島宮之浦岳を日帰りで登る場合は、前にも紹介したとおり、
淀川登山口からの登山を選択するようにしましょう。
日帰り登山の場合は、縦走に比べて持って行く荷物が少なくてよいというメリットがあります。
ただし、1日の歩く行程が長くなりますので、それなりに体力が必要です。
特に帰りの下山時には膝がガクガクになり、
明るいうちに下山できなくなる可能性もあるので、
ヘッドライトなどは必須の道具となります。
また、朝昼の食事の他にも行動食などもしっかりと準備しましょう。
水場はいくつかありますが、雨天時は水場が濁ってしまいますので、
飲みものは1L以上は準備しましょう。
屋久島宮之浦岳登山縦走
日帰りの登山ではなく、1泊2日などの縦走などの場合、
5食分の食料が最低でも必要です。
山小屋(無人の避難小屋)もありますが、
登山者が多いシーズンでは、
山小屋(無人の避難小屋)に泊まることが出来ない場合があります。
ツェルトやテントなどを持って行くと比較的安心ですが、
重量が増えるので悩みますが、
複数で行く場合は荷物を分担して準備するのも良い方法のひとつです。
また、縦走の場合での人気のコースは、淀川登山口から出発し、
新高塚小屋に1泊して縄文杉へ下山し、そこから荒川登山口へ向かうコースです。
このコースは、1年を通じて多くの登山者が選択するコースとなります。
それ以外のコースもありますが、体力的にきつくなることを覚悟しましょう。

屋久島宮之浦岳登山のおすすめ宿
宮之浦岳を登る場合におすすめの宿としては、安房集落にある宿です。
なぜなら、淀川登山口を選択する場合は特に登山口が近いので、
前日からの睡眠時間や移動時間に余裕がでます。
それ以外の宿もおすすめがありますが、
初めての屋久島宮之浦登山でしたら、
安房集落をおすすめします。
屋久島宮之浦岳周辺の天気
屋久島は、1年を通じて雨が非常に多い島であることは有名です。
そのため、山間部でも想定以上に天気が変わりやすく、
非常に危険な場合があります。
特に前日から雨が降り続いている場合は、河川の増水など危険が高くなります。
登山道も沢みたいになりますので、注意しましょう。
ただし、天気が良い場合は最高の景色が楽しめます。
巨岩や、美しい山々、風雪に耐えた屋久杉や高層湿原など魅力がたくさんありますが、
濃霧などの状況では遭難も多発しますので、気をつけるようにしてください。
屋久島宮之浦岳までガイドなしでいく
最近では多くのツアーが催行されていますが、
他の参加者のペースに合わせたりするのが苦手な方や、
ゆっくりと自分のペースで写真を撮りながら登山したいという方は、
ガイドなしで行くことになります。
普段から登山をしている経験者であれば、慣れているとは思いますが、
トラブルが発生した場合は、単独登山ではすべて自分で対処しなければなりません。
できるだけ複数名で行くことをおすすめします。

屋久島宮之浦岳ツアーを利用する
ツアーを利用しない楽しみ方もありますが、
自信がない方や様々な説明や安全を最優先で考えるならば、
だんぜんツアーに参加することをおすすめします。
もちろん現地ツアーもありますし、
最近ではネットで屋久島に来る前に申し込むことも可能です。
トラブルになった場合もガイドが対応してくれますので、
比較的安心して屋久島の宮之浦登山を楽しむことができます。
まとめ
世界自然遺産の屋久島の宮之浦岳を楽しむためには様々な注意点がありますが、
ひとつひとつ自分の体力や経験、スケジュール等に照らし合わせてみると、
より安全に楽しむ事ができると思います。
単独での登山では特に遭難事故にならないように、事前の準備をしっかりとしてくださいね。
私も過去にいくつも遭難者の捜索に出動したこともあります。
大切な家族や友人など自分の人生に大きな影響を与える事故は起こしたくないものですよね。
そのためにも、油断せずにしっかりとした準備と引き返す勇気をもってのぞんでくださいね。


