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屋久島にあるもののけ姫に出てくるような森

屋久島といえば、ほとんどの人が縄文杉を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、

縄文杉以外にもののけ姫の舞台になった屋久島「白谷雲水峡」という森があります。

宮崎駿監督が何度も足を運び、

青森県と秋田県の白神山地の森とあわせて映画「もののけ姫」に出てくる森のイメージでアニメの構想をつくりあげたと言われています。

世界自然遺産の島「屋久島」の、深く苔むした森を楽しむ事ができる癒しの森なので、

一日かけてゆっくりとリフレッシュできるおすすめのルートをご紹介します。

もしかしたら「こだま」に会えるかもしれませんよ。


屋久島の観光白谷雲水峡について

白谷雲水峡は世界自然遺産の島「屋久島」の美しい森を散策できる観光スポットです。

屋久島の原生林の自然を比較的楽に楽しめる場所として位置付けられています。

また、日本有数の苔の種類が多い場所で、倒木や石など、

すべてのものが様々な緑色の苔で覆われた幻想的な世界を見ることが出来ます。

宮崎駿監督がアニメ映画「もののけ姫」に出てくる原始の森のモデルにしたと言われ、

アニメを見たことがある方なら納得していただけること間違いなしです。

その幻想的な苔の森が広がる白谷雲水峡でのおすすめのコースとしては、3つのモデルコースがあります。

・弥生杉コース(約1時間)
・奉行杉コース(約3時間)
・太鼓岩コース(約4時間)

白谷雲水峡をたっぷりと満喫するなら、

楠川歩道→太鼓岩→辻の岩屋→白谷小屋下三叉路→奉行杉コース(合計約5時間)がおすすめです。
※ただし、天候が悪い場合は十分に注意してください。

また、ゆっくりと時間をかけて写真などを撮りたい場合はさらに時間に余裕が必要です。

屋久島の白谷雲水峡トレッキング

苔の森・白谷雲水峡へは屋久島最大の宮之浦集落から路線バス(1日6往復)またはレンタカーで約30分、

標高約600mのまで登ります。

白谷まで行く最初のバスに乗ってから最終のバスで帰るとおよそ7時間程度が必要です。

レンタカーの場合、駐車場は無料ですが、大型連休などのハイシーズンにはかなり混雑するので、

入口から離れた路上に駐車するケースも多くなりますので、早朝の出発をおすすめします。


白谷雲水峡入口から入山

屋久島最大の町宮之浦から車で約30分。標高約600mの場所に入口があります。

入口で協力金を支払ってまずは太鼓岩往復コースを目指します。

登りはじめるとすぐに花崗岩の大岩があり雨の日は滑りやすいので注意が必要です。

この場所は憩いの大岩と呼ばれています。そこを抜けてしばらく歩くとさつき吊り橋に到着します。

橋を渡ると本格的な登山道に入り、徐々に森が深くなっていきます。

足元もほとんど整備されていないので、十分気をつけながら歩きましょう。

この橋を渡ると苔むした登山道が続きます。これが楠川歩道と呼ばれています。

この登山道は江戸時代に、屋久杉の平木と呼ばれる板を運ぶために作られた道です。

自然石を活かした石組みを見る事ができます。

運が良ければ、野生のシカやサルとも出会うことができるかもしれません。

さらにさつき吊り橋を渡ってから楠川歩道を1時間ほど歩くと、白谷小屋に到着です。

トイレや水場があるので、ここでしっかり休憩しましょう。


屋久島でもののけ姫のこだまに会える?

苔むす森の場所は白谷小屋から約15分の所にあります。

もののけ姫のモデルとなった「苔むす森」は、樹木も岩も土も苔に覆われ、濃淡様々な緑の幻想的世界が広がります。

雨によってたっぷりと水を含んだ苔はふんわりと広がり光り輝やいています。

もしかすると苔の間から「こだま」が顔を出すかもしれません。

多くの人がここで引き返してしまいますが、更に足を進めると素敵な森が堪能できます。

苔むす森から先はこれまでよりも登りが急になりますが、苔に覆われた杉の巨木が待っています。

登りがきつくなってくると足元だけを見てしまいがちですが、

ほっと一息いれながらあたりを見回してみてください。

きっと素敵な景色が広がる場所を見つけることができます。

苔むす森からさらに40分ほど登ると辻峠に到着します。

ここから太鼓岩までは、さらに急な坂を20分ほど登ります。

天気が良い場合はここで休憩を十分にとってからさらに登り始めると良いでしょう。

さあ、いよいよ太鼓岩に到着です。急登の連続を過ぎると大展望台に到着します。

春にはヤマザクラ、夏には青々とした新緑、秋には紅葉とそれぞれのシーズンに応じた景色を楽しむことができます。

太鼓岩から辻峠に戻り、辻峠から楠川別れ方面に3分ほど下っていくと、

「もののけ姫」でモロの一族が住む岩屋のモデルになったと言われる辻の岩屋があります。

雨の日はこの岩屋で雨宿りしながらお昼ご飯を食べることもできます。

辻峠から岩屋までの道は、一部江戸時代の石畳が残っています。

300年前に屋久杉を背負って歩いた人たちは、この道を背中に屋久杉の板を背負って里まで歩いていたものでした。

帰りは余裕があれば奉行杉コース(原生林コース)へ。(体力に自信がない場合は楠川歩道を下山しましょう。)

このコースは白谷雲水峡周辺で発見された巨木の屋久杉を見ることができるようにつくられたコースとなります。

峠に登ったり、沢を渡るために下ったりとアップダウンが比較的多いので歩く人も少ないのですが、巨木の森を満喫することができます。


もののけ姫と縄文

映画「もののけ姫」にでてくる太古の森のモデルになったとされる白谷雲水峡。

苔に覆われた深い緑の世界。屋久杉の巨木が息づく太古の世界があなたを待っています。

また、もののけ姫のアニメに出てくる神聖な場所があります。シシガミ様の出てくる場所。

大木のシーン、あれは縄文杉をイメージしているのかもしれませんね。

まとめ

屋久島の森は少し足を踏み入れてみても、美しい緑の世界が広がります。

美しい生命力にあふれていて、単に車で観光ポイントだけを巡るのはもったいない場所です。

ぜひ、ゆっくりと時間をかけて、五感で屋久島の自然を感じてみてください。

ココロとカラダにあふれるような元気をもらえるかもしれません。

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