屋久島縄文杉登山について(日帰り)
屋久島旅行を考えている方は、一度は「縄文杉」ということを思い浮かべたことがあると思います。
屋久島には樹齢1000年を超える屋久杉が今なお多く生き続けている森があるので、
一度は歩いてみたい、この目で見て感じてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
縄文杉は、樹齢1000年を超える屋久杉の代表格です。
その生命力あふれる森の中を歩きながら数千年の時を重ねる「縄文杉」に一度は会いに行ってみませんか?
そのためには、事前の準備が必要です。天候やタイミングという運の要素もありますが、
体力や知識を少しばかり身につけることで、縄文杉に会える可能性が高まりますので、
ぜひ皆さん参考にしてみてくださいね。

Table of Contents
屋久島縄文杉登山の行程
実際に縄文杉登山をするとしたら、どの様な計画と行程になるのかをご紹介してみたいと思います。
下の行程はバスの時刻表を参考にしながら作った行程ですが、
時刻表は変更されることがありますので、あくまで全体の流れを掴むのに参考にしていただければと思います。
屋久島縄文杉登山の行程(バスで宮之浦集落から出発)
- 登山バスのチケット購入(前日)、お弁当の予約(前日)
- 翌日3:30 起床
- 4:00 宿を出発
- 4:30 予約したお弁当屋で朝ごはんと昼ごはん受取り
- 4:48 宮之浦バス停よりバスに乗る(屋久島交通)
- 5:25 屋久杉自然館に到着
- 5:40 バスを乗換(荒川登山バス)
- 6:15 荒川登山口に到着
- 6:30 登山開始
- お昼頃 縄文杉到着(昼食)
- 16:00 荒川登山口に戻ってくる
- 16:30 バスで屋久杉自然館へ(荒川登山バス)
- 17:05 屋久杉自然館に到着
- 17:10 バスを乗換(屋久島交通)
- 17:52 宮之浦バス停到着
上の行程は宮之浦集落からのものですが、
安房集落からの場合もほとんど同じとなります。起床時間とバスに乗る時刻が変わるだけとなります。
屋久島縄文杉登山の行程(レンタカー等で安房集落から出発)
バスの行程と大きな違いはありませんが、荒川登山口に下山する時刻を遅くしました。
レンタカカー等があれば屋久杉自然館からの最終バスの時間を気にしなくて良いので余裕のあるプランを立てることができます。
- 登山バスのチケット購入(前日)、お弁当の予約(前日)
- 翌日4:30 起床
- 5:00 宿を出発
- 5:10 予約したお弁当屋で朝ごはんと昼ごはん受取り
- 5:30 屋久杉自然館に到着
- 5:40 荒川登山バスに乗る
- 6:15 荒川登山口に到着
- 6:30 登山開始
- お昼頃 縄文杉到着
- 16:30 荒川登山口に戻ってくる
- 17:00 バスで屋久杉自然館へ(荒川登山バス)
- 17:35 屋久杉自然館に到着、車で安房へ

屋久島縄文杉登山の登山コースを紹介
縄文杉登山のコースは往復約23キロとかなり行程が長いコースです。
一本道でしっかりと整備された道を歩くので、道に迷う箇所は少ないと思います。
また水場やトイレも比較的多いので安心して歩くことができます。
まずは登山口を出発してからの前半は、安房川に沿ってトロッコの線路の上をひたすら歩きます。
ほとんどわからない様なゆるやかな登り坂が延々と続いてウォーミングアップに最適なコースです。(歩く目安の時間は約2時間30分)
後半は「大株歩道入り口」から始まります。
ここまでは比較的平坦な道を歩いてきましたが、ここからが傾斜の厳しい本格的な山歩きとなります。
登山道の一部は整備された木の階段が続くので歩きやすいのですが、
ウィルソン株を過ぎてからしばらくはきつい登りが続きます。
それが終われば縄文杉まで比較的ゆるやかなアップダウンの道が続きます。(歩く目安の時間は約2時間)
屋久島縄文杉登山の荒川登山口
屋久杉自然館からの登山バスが到着する荒川登山口。
ここから縄文杉登山がはじまります。レールのあるトロッコ道。
まずはこの上をひたすら歩いて行きます。登山口にはトイレもあります。

屋久島縄文杉登山のトロッコ道
線路の上をひたすら歩いて進みます。
昔は不揃いの枕木の上を歩くか歩かないか迷うほど歩幅が合わない非常に歩きづらい道でしたが、
現在は中板が敷いてあるのでとても歩きやすくなっています。
無理をせずウォーミングアップのつもりでゆっくりと歩くのがおすすめです。
後ろから人が来たらゆずってしまいましょう。冬場以外の天気が良い季節は蛇も出るので注意が必要です。
雨の日は、板も滑りやすくなるので注意が必要です。
屋久島縄文杉登山の小杉谷集落跡地の休憩所
歩き始めてから約45分で小杉谷小中学校跡の隣にある休憩所に到着します。
携帯トイレのブースもあります。過去の経験からバスなどで車酔いした方は、
このあたりで気分が回復し始めるので、
登山口で朝食をとれなかった方はこのあたりでしっかりと食べるようにしましょう。
屋久島縄文杉登山の楠川別れ
更に30分ほど歩くと楠川別れに到着します。
ここは「白谷雲水峡」への分岐点になっていて、休憩ができるちょっとしたスペースがあります。
この道標の反対側に白谷雲水峡への道がありますが、
構わずトロッコ道を進み続けます。ルートを間違わないようにしましょう。
屋久島縄文杉登山の大株歩道入り口
楠川別れからおおよそ1時間15分、登山口を出発してから2時間30分後、大株歩道入り口に到着します。
小さな橋がありますが、橋をわたるのではなくて橋の手前右手に縄文杉への山道が続いています。(橋を渡るとトイレがあります)
ここから道が厳しくなるので、トイレにいったりストレッチをしたりして、
一息入れてから山道に入りましょう。
そして今までのトロッコ道を歩くペースでは登れませんので、歩く速度を落とす様にしましょう。

屋久島縄文杉登山のウィルソン株
約30分後、ウィルソン株に到着します。推定樹齢3000年。
ウィルソン博士が発見した雨宿りして気が付いた切り株です。
ベンチのある少し拓けたスペースなので休憩するのに適しています。
切り株の中には祠があり、美しい場所です。
切り株の中から上を見上げると見る方向によってはハート型に切り口が見える角度がありますので、ぜひ探してみてくださいね。
屋久島縄文杉登山の登山道の様子
歩きやすい木の階段道が続きます。傾斜角度はきついので、息も上がり足が上がらなくなります。
とても疲れやすい道となります。
ですからゆっくりと登り、後ろがつまって来たらどこかでゆずって登らせるようにしましょう。

屋久島縄文杉登山での縄文杉
ウィルソン株から、急な登りを20分、そしてさらに約30分歩くと「大王杉」です。
そしてそこからすぐ5分ほどで「夫婦杉」となります。
このあたりにくると、縄文杉のある標高とほとんど変わりませんので、
そこからは急な登りではなく、小さな沢を超えるようなアップダウンが続きます。
そしてさらに40分後、ついに縄文杉に到着です。
しかしここには休憩する様な場所がなくちょっとした縄文杉を眺めるためのステージがあるだけです。
混んできたら他の人にゆずりましょう。
疲れて休憩したい人、昼食を食べたい人にはこの先を少し進んだ休憩所がおすすめです。
縄文杉を眺めるステージ 縄文杉からちょっと歩いたところにある休憩所。
あとは同じ道を無事に帰るだけとなります。基本的に登山は登り優先です。
登りの人とすれ違いが多くなるので、登る人が来たら道を譲り合いながらゆっくりと安全に下山しましょうね。
まとめ
今回は日帰り縄文杉登山についてお伝えしました。
早起きのために最初は1日がとても長く感じられると思いますが、
縄文杉に無事に出会うことができたならば、あっという間の1日に感じられることでしょう。
1日の行程がとても長いコースにはなりますが、
数千年の生きた生命「縄文杉」に屋久島で出会うことで、
あなたの人生をより豊かなものにしてもらえたらと思います。


