キャリアオイルとは?キャリアオイルの魅力とおすすめ12選(後編)

前回はキャリアオイルの基本と魅力、そしておすすめキャリアオイル12選のうちの6つを紹介しました。

今回は残り6つのおすすめキャリアオイルを紹介するとともに、少しだけ深掘りしてお伝えしようと思います。

専門的な用語なども少しだけ出てきますが、これから本格的に学ぼうという方にもおすすめの内容ですので、頑張って読んでみてくださいね。

 

自分にあったキャリアオイルを選ぼう!おすすめオイル12選(後編)

アプリコットカーネルオイル

アプリコットカーネルオイルは、あんずの種子から抽出したオイルです。

杏仁オイルとも呼ばれることがあります。

肌にうるおいを与えるオレイン酸やリノール酸などが豊富に含まれていて肌にしっとりと馴染み、うるおいを与えて肌をやわらげます。

肌の乾燥や、ハリの不足などが気になってきた方や、乾燥による肌荒れなどが気になる方にはおすすめです。

ココナッツオイル

ココナッツオイルは、ヤシの実から作られる油脂です。

これまで紹介してきたオイルとは少し異なっていて、透明~白い見た目をしており、ほんのりココナッツの香りがします。

液体のときは透明に近いですが、20℃程度の温度で固まるので、固形化すると白っぽいペースト状やバター状のようになります。

ココナッツオイルは酸化しにくく、常温でも2年程酸化しないとも言われています。

コレステロールになりにくいとされていますので、炒め物など料理に使う油をココナッツオイルに変えたりするのもおすすめです。

保湿成分ビタミンEも含まれていますので、肌のお手入れをするのにも適しています。

 

マカダミアナッツオイル

マカダミアナッツから抽出した、ほんのりナッツの香りがするオイルです。

マカダミアナッツオイルには、オレイン酸・パルミトレイン酸が豊富に含まれており、

健康面では、胃腸の活動を助け、コレステロール値をコントロールするのにも良いと言われています。

また、マカダミアナッツオイルは、伸びが良く、肌にとても馴染みやすいという特徴があります。

肌をやわらげたり、肌荒れを防止、肌の保湿などにも良いとされていますので、乾燥による肌荒れが気になる方にもおすすめです。

 

ウィートジャームオイル(小麦胚芽油)

ウィートジャームオイルは、あまり聞いたことがないかもしれません。

このオイルは小麦胚芽油です。イネ科の植物で高温圧搾法や浸出法で抽出されるのが一般的です。

主な成分としては、リノール酸やビタミンEが豊富です。琥珀色をしており、強い香りが特徴です。

乾燥肌の方や、老化肌の方におすすめのオイルです。

このオイルは単独では使用せずに、他のオイルに10%以下の割合でブレンドして使用するようにしてください。

また、小麦アレルギーの方はその有無を確認してから使用するようにしてください。

 

イブニングプリムローズオイル(月見草油)

イブニングプリムローズオイルも、皆さんには聞きなれないオイル名かもしれません。

月見草油とも言って、一般的には低温で圧搾する方法で採取されたオイルです。

リノール酸やガンマリノレン酸が主な成分となります。乾燥肌や老化肌、アトピー肌などにおすすめです。

薄黄色で、少し強い香りが確認されます。また酸化もしやすいので、一度開封した場合は、なるべく早めに使い切るようにしましょう。

このオイルも単独では使用せずに、他のオイルに10%以下の割合でブレンドしてから使用するようにしましょう。

 

カメリアオイル(ツバキ油)

カメリアオイルは、みなさんどこかで聞いたことがあるかもしれません。

日本にも各地にあるツバキの木から採る油です。種から低温で圧搾して採るのがカメリアオイルとなります。

主な成分として80%程度がオレイン酸となり、薄黄色でほんのり香りがあるのが特徴です。

日本の大島椿から採れるものが最良品とされていて、古くからヘアケア用のオイルとして利用されてきました。

髪の艶出しなど、すべての肌質の方におすすめのオイルです。

キャリアオイルとは?キャリアオイルの魅力とおすすめ12選(前編)

専門的な知識へのステップへ

さて、これまでキャリアオイルの特徴などについてお伝えしてきました。

それぞれ特徴があって、迷ってしまいますよね。でもそれぞれの特徴を見ていくと、

自分が思う悩みなどに対して合うオイルがあると思いますので、ぜひ使ってみてくださいね。

ここからは、キャリアオイルについてのちょっぴり専門的な事をお伝えしようと思います。

これからアロマテラピーなどの資格を取得しようとされている方など、基材についてのことをちょっぴり深く学んでみましょう。

 

そもそもオイルとは?

植物油や食用油などの「オイル」は油脂という物質で、

脂肪酸3分子とアルコールの一種であるグリセリン1分子がエステル結合した化合物でトリグリセリドとも呼ばれています。

油脂は、常温で液体のものを油、個体のものを脂と分類されていて、さらに動物性油脂と植物性油脂とに分けられます。

動物性の油脂としては、馬油やラードなどがこれにあたります。

植物性の油脂は、ほとんどのものが植物油に分類されますが、

ココナッツオイルやココアバターなどについては、常温で個体のものは植物脂に分類されます。

アロマテラピーなどで使われる油性材料(基材)は、薄めた精油の成分を肌の内部に運ぶ役割を担うので、キャリアオイルと呼ばれます。

 

脂肪酸とは?

脂肪酸という言葉もどこかで聞いたことがあるかもしれません。

脂肪酸にもいくつか種類があるのですが、

脂肪酸に含まれる炭素原子が12個以上のものを高級脂肪酸、11個以下のものを低級脂肪酸といって分けています。

低級脂肪酸は、皮膚刺激を起こすものが多いので気を付けましょう。

また、脂肪酸には、単結合だけの飽和脂肪酸と二重結合や三重結合を含む不飽和脂肪酸とに分けられます。

飽和脂肪酸は酸化しにくく、常温で個体のものが多いので肥満物質になりやすい性質があります。

不飽和脂肪酸は、私たちの体にとって大切な脂肪酸で、体内に吸収されやすいのですが、酸化しやすい性質を持っています。

 

不飽和脂肪酸と必須脂肪酸

不飽和脂肪酸の種類のひとつにオレイン酸があげられます。先ほど紹介したカメリアオイルの主成分ですね。

また、皮脂の成分に近く、若い方の皮脂に多く存在するのがパルミトレイン酸なのですが、これも不飽和脂肪酸のひとつです。

これら不飽和脂肪酸の中には二重結合や三重結合を複数もっていて、私たちの体では合成できないものがあります。それらが必須脂肪酸と呼ばれます。

必須脂肪酸には、リノール酸やリノレン酸があります。

リノール酸は皮膚や循環器系の保護や細胞の更新、内分泌系の調節などに役立つもので、

リノレン酸は、循環器系を保護する作用の他、炎症の抑制などの作用があり、

不足するとアレルギーの原因になったり、生理痛や肥満の原因にもなると言われています。

また、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も必須脂肪酸で魚に多く含まれています。


まとめ

いかがでしたか?最後は少し難しい言葉がたくさん出てきたと思いますが、

油脂が私たちの体に必要な成分をたくさん持っているなんて、すごいですよね!

このような情報をしっかり知っておくと日々の暮らしにとても役立って、

私たちの健康応援団として活躍してくれますので、いろいろ活用してみてくださいね。

以前オイル抽出の現場をいろいろと訪れたことがあるのですが、

時間をかけて丁寧に手間暇かけて作られる工程を目の当たりにすると、私達も大切に使っていきたいという想いに包まれました。

今回紹介したオイルは、私たちの暮らしにとても役に立つものですので、大切に末永く付き合っていきたいものですね。

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